髪を傷めるやりがちヘアケア!?30代以降が見直すべき間違いはなに?

若い頃から習慣だったヘアケアには、実は間違いが含まれているかもしれません。30代以降はダメージとなって髪質にも影響が出るため、早期に見直しておきましょう。

朝にシャンプーをする方、または朝と夜にシャンプーをする方はシャンプーする時間と回数を見直してみましょう。

1日2回以上のシャンプーは過剰な洗い過ぎとなり、頭皮の皮脂バランスが崩れてしまいます。必要な皮脂が分泌されずに頭皮が乾燥してしまう。または過剰に皮脂が出過ぎてベタベタしてしまうなどのトラブルが発生します。

頭皮環境が乱れると美しく健康な髪が生えにくくなるため、1日1回のシャンプーに留めておきましょう。

髪についた汚れや頭皮の古い皮脂を洗い流してから就寝した方が、清潔な状態を保ちやすいもの。寝ている間に雑菌が増えてしまうため、朝よりも夜にシャンプーするのがおすすめです。

髪が濡れたままブラシでとかしたり、ヘアアイロンを当てたりしていませんか?

髪は水に濡れた状態が一番ダメージを受けやすいため、過度な負荷をかけるのはNGです。とかす場合には目の粗いクシやブラシで慎重に。絡まった髪に無理にブラシを通さないよう注意してください。

濡れた髪にヘアアイロンを当てて髪がジュッと音を立てるのは、間違った使い方です。20代からずっと濡れた髪に使い続けるのが正解と思っている方は、意外と多いもの。

髪にヘアケア剤をなじませ、乾かしてからヘアアイロンを使用しましょう。

ロングヘアの方、髪をゴムで結んだまま就寝していませんか?髪をギュッと縛ると頭皮や髪に負担がかかり、薄毛やダメージヘアの原因になります。

大人の髪はハリやコシがなくなりつつあるため、より負荷を感じやすくなっています。

ただし長い髪をまとめずに就寝すると、クセがついたり顔に付着して邪魔になったりというデメリットもあるでしょう。

おすすめなのは、シュシュやヘアターバンなどでゆるくまとめること。ゴムほど圧迫感がないため、負荷を抑えられるでしょう。結ぶ位置や分け目を変え、同じ箇所に負担がかからないよう注意してください。

また、ゆるめの三つ編みにしてシュシュでまとめておくのもおすすめです。クセ毛の方なら寝ているだけで自然なウェーブが完成するため、朝の寝癖直しが楽になります。

長い習慣を見直して修正するのは大変かもしれませんが、年齢を重ねた髪や頭皮に悪影響を及ぼさないよう、早めに修正してしまいましょう。

今まで以上に髪を丁寧に扱い、必要以上に髪を傷めないよう注意してください。